まみむめもときのブログ

まみむめもときがギタリストにただ好きなものをオススメするだけのブログ

押弦のトレーニングの注意点

こんにちは!まみむめもときです。

最近オンレインでレッスンしたギターを始めたばかりの生徒さまよりご質問がありました。

「指のトレーニングをするために弦の太さをヘビーゲージに変えてもいいですか!?」

お気持ち非常にわかります。

私自身同じことをしてきましたし、3kgのダンベルを指先だけで持ち上げたり、指立て伏せも行ってきましたが、ギターが上達するどころか下手になりました。

ご安心ください。

私が押弦、フィンガリングのトレーニングを紹介させていただきます。

この記事が参考になれば幸いです。

では、行きましょう!

 

最初にお願い

レーニング、特に筋トレの考えは捨ててください。

筋トレってすぐに効果が出るから非常に楽なんですけど、繊細な動きをすることはできません。それどころか指を傷めてギターすらままならない状態に陥る可能性がありますので、無理なことはしないでください。

 

結論

自分にあった太さの弦で普通に弾く練習をしてください。

エレキギターなら、09-42のエクストラライトゲージや10-46のライトゲージと言われるものがいいと思います。場合によっては08から始まるさらに細いゲージをオススメすることがあります。

 

理由

適切なステップがあるからです。

①弦を押さえて弾くこと

②(スケール等)フィンガリングをする(指を動かす)

この動作を習得するステップが重要になります。

 

太い弦で筋トレをしようとすると

太い弦をステップの①に乗っ取って、押弦ののトレーニングをしようとすると、テンションがきつすぎて、しっかりした音を出そうとするとすごく力を入れなければなりません。そうなると指の関節を傷めてしまったり、押さえるコードによっては、手首を傷めることもあります。

こうなるのは、弦を押さえて弾くことの目的が達成できなくなってしまいます。

 

弦は押さえられたとしても

次に大事なのが、フィンガリングをすることです。

これは押さえた弦から指を離して次のフレットに移動させたり、移弦があったりしてきます。ということは、弦を押さえる⇒離す⇒押さえるという動作のくり返しになります。

そのためには押さえる筋肉だけでなく、離す筋肉も均等に鍛えなければバランスが崩れ、スムーズな指使いができなくなってしまいます。

なので、無理なく押さえられる弦でしっかり音が出せたほうが、逆にトレーニングになります。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?これは初心者の場合のトレーニングになるため、上級者の方では、しっかり押さえられた上で、太めの弦を張って、体力をつけるために練習する人もいますけど、これは細い弦でも太い弦でも力のコントロールが上手くできるからです。

初心者の方は特に怪我をなさらないよう、無理はしないでくださいね。

まだ立ち上がれない赤ちゃんに、全力で走るトレーニングをさせるのと同じことはオススメできません。

ぜひお悩みがあればお気軽にご相談くださいね。

まみむめもとき