【ギターレッスン】クリーンと歪みはどっちで練習したらいい?
こんにちは!まみむめもときです。
ギターの練習、特にエレキギターの練習って歪ませてもいいのか、クリーンで歪むべきなのかって非常に悩みますよね。
先生によっては断固としてクリーンで練習すべきと言う人もいるのではないでしょうか?
ご安心ください。
この記事を読めばエレキギターの練習で歪みを使うべきなのかわかりますよ。
長年の名器が練習にもピッタリだったりします。
では、行きましょう!
結論
練習のチャンネルを切り替えながら使い分けましょう。
練習のチャンネルとは
ギターを練習するということは非常にさまざまな動作、さまざまな内容が関わってきます。それぞれを練習することをすべて分けて私は「練習のチャンネル」と呼んでいます。
動作チャンネル
ギターだけでなく、楽器を演奏すること=一つの動作でしょうか?
ギターは弦を押さえる動作とピックで弦をはじく動作があります。
またさらに細かくすると、ピックの角度を調整したり、弦をはじくときの深さを調整したり細かく見ていくと様々な動作がありますよね。
また音を出すこと以上に大事なのが、「音を消す」動作でもあります。
音を出してから、音を消すまでの様々な動作を「動作チャンネル」と呼んでいます。
内容チャンネル
練習の内容にはいろいろありますよね。
楽曲を練習する。速いパッセージを弾く。フレーズを弾く。リズムギター。スケール。アルペジオ。テクニック。
とちょっと試しに上げてみても多くあります。
では、それぞれのチャンネルにどのように使い分けていくのか?参考までに例を挙げてみましょう。ではジャンルはロックにして、全部歪んでるサウンドの一つの楽曲を演奏する場合にフォーカスしていきます。
練習する概要にそれぞれの練習チャンネルを合わせていきます。
楽曲のスケールを練習する(ゴール:スケールを覚える)
クリーンです。(別に歪みでもOKですけど)
スケールを覚えるためにわざわざ歪ませて、ミュートしづらくする必要はありません。
楽曲をフレーズに分けて練習する場合
(ゴール:フレーズの運指を覚える)
クリーンです。まずはフレーズの感覚をつかむため、運指を覚えるためにクリーントーンでしっかりと音程感を見につけましょう。
(ゴール:原曲通りのニュアンスで弾く)
歪みです。この場合、原曲が歪んでいるのが前提になりますので、歪みでないと細かなニュアンスが再現できません。そして細かなニュアンスをつかむために、余計な音を出してはいけないので、弾く弦以外の弦をミュートするスキルも身に着けていきます。
最後に
いかがでしたでしょうか?これ全部紹介するわけにはいきません。
状況によって変わるパターンがほとんどです。
そのため、チャンネルを切り替えて練習するという頭の使い方を覚えていただきたいです。そうして考えれば、今クリーンで弾くべきか歪ませて弾くべきかわかるようになります。
この頭の使い方だけで、他の楽器にも応用できますからね。
ぜひ使いこなせるギタリストを応援しています。
まみむめもとき