まみむめもときのブログ

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電源周りのノイズ対策の話

こんにちは!まみむめもときです。

ノイズ対策について相談をいただきました。

練習中にエアコンを起動させるとアンプに変なノイズが乗ってしまうことがあるそうなんです。

ご安心ください。

私が行っている電源周りのノイズ対策を紹介させていただきます。

この記事を読めば電源から回り込んでくるノイズの対策ができますよ。

 

では、行きましょう!

 

絶縁トランスを使う

procable.jp

Amazonサウンドハウスにいいものがなかったのですが、これがオススメです。

絶縁トランスはノイズをカットする役割があります。

電源を積んでいるものではないので、パッシブの安定化電源と言われたりします。

テーブルタップの代わりにこれを使えばとりあえず、エアコン等の外来ノイズを避けることはできます。

 

UPSを使う

サウンドハウスで見る

サウンドハウスで見る

UPSとは無停電電源と言われるもので、大容量のバッテリーが内蔵されている電源です。落雷等のサージ・ノイズが入ってきたときに停電が起きてしまったら、デスクトップのPCは急に電源を抜かれた状態と同じになりますので、最悪破損してしまうことになります。

もちろんこれ自体にトランスも内蔵されているので、絶縁トランスと同じ効果も得られますが、これ自体が電源としての機能を備えるため、消費電力が上がってしまいます。

最近は安定化電源と同じような役割と思われがちですけどね。実際のところは、安定化電源と同じ性能を持つUPSはもっとお値段が張ります。

ちなみに矩形波方式と正弦波方式がありますが、これは確実に正弦波方式を選ぶことをオススメします。矩形波は高調波のノイズがそもそも乗ってしまうので、ノイズ対策というよりあくまで落雷対策程度にしか使えなかったり、何より矩形波では駆動できない製品もあります。

 

安定化電源を使用する

サウンドハウスで見る

サウンドハウスで見る

安定化電源とは、商用電源により駆動し、50Hzや60Hz、100Vの正弦波の電力を作り出す電源装置のことです。(CVCFと呼びます)

なので絶縁する性能もありますし、最も安定した電源を供給できるんです。

万能そうに見えるんですけど、50Hzや60Hzを作り出すタイプはすごく高額で、1台数百万円くらいします。

おそらく低価格で販売されているものは、電圧補正式と言われるもので、少し電圧が下がってしまったものを100Vになるように補正してくれるといったものですが、周波数が変動してしまう問題には対処できないので、すごく神経質な方は高額なものを選ぶといいと思います。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?電源周りのノイズはどうしても対策が難しくなるものです。

レコーディングの環境にも影響してしまいますから、宅録していて変なノイズが常に乗ってしまうと後で処理が大変になりますし、処理したところで、録音した音色が変わってしまうので、なるべくトランスくらいは使うことをオススメします。

まみむめもとき