アクティブピックアップとパッシブピックアップどっちがいい？
こんにちは！まみむめもときです。
友人から相談をいただきました。
「EMGかダンカンのパッシブピックアップ搭載されてるのどっち選べばいい？」
なんともお答えが難しい質問ですね。
ご安心ください。
私が独断と偏見で選ばせていただきます。
この記事を読めばどちらのピックアップを選ぶべきか、判断材料になりますよ。
では、行きましょう！
ピックアップの種類
細かい型番を言っていくと種類は無限大にあるのですが、ピックアップに大きく2種類ございます。
アクティブピックアップ
コイルの巻き数が少なく、その分インピーダンスを下げ、出力不足に電池のプリアンプで電気信号を増幅させるピックアップです。
ローインピーダンスで、出力は強く、ノイズの影響を受けにくいのが特徴です。
また、エフェクターとの相性が良く、どのようなエフェクターの音のノリもいいのが特徴です。EMGやセイモアダンカンのブラックアウト、最近はFishmanなんかも出していますよね。
パッシブピックアップ
コイルの巻き数が多く、その分インピーダンスが高く、出力がそこそこ高いものになります。
磁石の種類や巻き数も多く調整できるため、出力が低いものから高いものまで幅広くラインナップができるのも特徴です。
EMGならHZシリーズ、セイモアダンカン、ディマジオはもう代表的なブランドですよね。
サウンドの特徴
いずれも適切に弾けばどのようなサウンドも得られます。
メタルのように常に深く歪ませた音で、音の粒立ちをそろえるようなサウンドが求められるような状況では、アクティブピックアップがオススメです。
ノイズが少ないので、極端に音がつぶれてしまうことを防げます。
それに対し、メロウなリードサウンドを求められる時にはパッシブピックアップがいいでしょう。でも実際のところどっちでもいいんです。スペックとか細かいこと気にせず好きなものを選ぶといいと思います。
また、アクティブピックアップの特徴的は安定したサウンドが得られる反面、粗をも消してしまいます。そのため下手な人が弾いても上手く聞こえるというのもいいポイントであり、悪いポイントでもあります。
どちらのピックアップがいい？
どちらが優れているといったことはないと思います。ただしこれだけは言いたいのは、気を付けるべきは改造するときです。
パッシブピックアップの搭載されたギターをアクティブピックアップを乗せる際には、キャビティ加工という、電池が入るスペースを作ってあげる必要があります。
その分改造費は高くなりますから、私としては最初からアクティブピックアップが乗っているギターを1本は持っておくのがいいと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか？あんまりヒントにならなかったですかね。
ちなみにアクティブなら断然EMGをオススメします。
EMGはパーツの交換をする際にはんだ付けが必要ないようにコネクター接続になっておりますので、もし他のピックアップに替えたいといったときも容易に自分で作業することが可能です。
ピックアップ選びはまたエレキギターの醍醐味でもありますから、いろんなピックアップを経験してくださいね。
まみむめもとき
