エレキギターの弦の太さは何を選ぶべき?
こんにちは!まみむめもときです。
このブログを始めていると時々直接お問い合わせをいただくことがあります。
「エレキギターの弦の太さは何で決めればいいですか?」
結構悩むところですよね。
ギターの練習に慣れてくると尚更気になってくるところです。
ご安心ください。
私が独断と偏見でご提案させていただきます。
いろいろなプレイスタイルや曲、ギター自体のスペックによっても変わってくるんですよね。
なので初心者・中級者・上級者でカテゴリーを分けていきましょう。
また、それぞれにオススメの弦も記載させていただきますね。
では、行きましょう!
初心者(弦楽器経験なし・学生)
ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / Super Slinky #2223
お金があまりないことを前提にお話しさせていただきます。
私自身はかつてオーケストラでコントラバス奏者でした。
ものすごく太いフラットワウンド弦(つるつるなやつ)を弾いていました。
なので、弦を押さえるのは容易でした。また同じ団の人にギターをひってもらったらほとんどの方は弦を押さえることに関しては難なくクリアしていました。
でも弦楽器の経験がないとそうはいきません。
まずは細い弦を張ってみましょう。
ほとんどのギターは初心者用・上級者用問わず細い弦は張れます。
09~42のゲージがいいでしょう。もっと女性の方ならもっと細い弦でもいいかもしれません。いきなりコーティング弦も経済的ではないです。価格がお手頃で信頼性も高いこれからがいいでしょう。
まずは弦を押さえる程度のことでギターを嫌いになってほしくないんです。
中級者
ELIXIR ( エリクサー ) / NANOWEB Light #12052
弦も抑えることに慣れてきたら少し考え始めることです。
09-42がいいか、10-46がいいか?
私はとりあえず10-46をオススメします。一番定番ですからね。
そして練習量も多いでしょう。なるべく劣化の速度が遅いコーティング弦で弾いていくのもいいかと思います。
弦の太さで音はもちろん変わります。
弦が太いほど音のハリ・音圧がでやすくなると言われていますが、ロングスケール(ストラトとか)になってくるとネックが長いので、少し弾くのがつらい場合もあります。
ここで考えてほしいのは、どのようなプレイスタイルをとるかです。
「俺は速弾きしかしねーぜ」⇒エクストラライトゲージ
「私はカッティングでちゃかちゃか弾きます」⇒ライトゲージ
と選んでいきますね。
しかし、ネックの長さが短いミディアムスケール(レスポールとかギブソン系)になってくると少し話が変わります。
「俺は速弾きしかしねーぜ」⇒エクストラライト⇒「べろんべろんじゃん・・・」
みたいになりかねません。
そんなときが一つ太めの弦にしてもいいでしょう。
ネックが短い分、弦のテンションも低くなるので、押さえやすさはあまり変わらないと思います。
上級者
あえて弦をオススメするような、上から目線な話はいたしません。
やはりプレイスタイルで選ぶべきでしょう。
ロングスケールのギターでも半音下げチューニングを多用するからライトゲージを選択する。
ジャズのトーンが欲しいからフラットワウンドで太目の弦を選択する。
ドロップDチューニングを使うから、6弦だけライトゲージで、他はエクストラライト。
ドロップCチューニングにもなると6弦だけヘビーゲージ、あとはミディアムゲージ・・・。
みたいに選んでいくことになります。
上級者の方は悩む必要もないですし、もう好みの弦も見つかり固定されてますよね。
もし揺らいでいたら一歩・二歩下がって俯瞰で見ましょうね。
最後に
いかがでしたでしょうか?ギターの弦、決まりました?
エレキギターの弦の太さで本当に悩んだ時には、とりあえず10-46のライトゲージを選ぶといいでしょう。
また、もしアコギの場合でもライトゲージを選ぶといいでしょう。
この考え方だけは絶対やめてほしいことがあります。
特に中級者の方に多いのですが、ライトゲージを使っている方が、指の筋肉を鍛えることを目的にミディアムやヘビーゲージを使うことです。
特にエレキギターを弾くと避けては通れないのはチョーキングというテクニックです。
私でもいまだに練習してて深爪のような状態になることがあります。
それに大してトレーニングになりませんから、指を傷める前にこの考え方はやめておきましょう。
初心者ギタリストがギターを大好きになりますように。
まみむめもとき