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ELIXIR(エリクサー)のコーティング弦3種類の選び方

こんにちは!まみむめもときです。

後輩から「コーティング弦ってどうなんですか?何を選べばいいのですか?」と聞かれました。

コーティング弦ってなんとなくとっつきにくいところあるんですよね。

値段やけに高いですし、普通の弦と違うところが評判悪かったりしますし、たまに大したことないギタリストYouTuberが大した検証もせずに脆弱性を語って再生数を稼ごうとしたり、話題は尽きませんよね。

ご安心ください。

私も便乗してみたいと思います。

エリクサーは私がずっと愛用してきている弦ですし、ゲージからコーティング種類いろいろ試し続けてきました。いろいろな場面で使い分けてきました。

この記事を読めばギタリストのあなたが今どの種類のエリクサー弦を選べばいいかわかりますよ。

 

ELIXIR ( エリクサー ) / NANOWEB Light #12052

サウンドハウスで見る

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まずはこれです。エリクサーの弦の中でも最もスタンダードなものになります。

NANOWEBは非常にバランスがいい弦です。音色、コーティングの触り心地、耐久性、とにかく基準となるものになります。

どの弦にしようか迷ったらまずはこれです。

これを基準にあとの2つの弦を比較していきたいと思います。

 

ELIXIR ( エリクサー ) / OPTIWEB Light #19052

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エリクサーの弦の中でも最も新しい弦でございます。

コーティング弦の2つの弱点である、

①音がこもってしまう

②通常の弦と触り心地が違う

これを改善した?のがOPTIWEBらしいです。

なぜらしいのかというと・・・②はちょっとしか改善されていないところです。

そもそも考えていただきたいのは、コーティング弦の魅力をわざわざ衰えさせる意味があるのでしょうか?いいえありません。

そもそも普通の弦の感触がいいなんて言っている人は、普通の弦を使えばいいだけです。普通の弦を毎日張り替えればいいでしょう。

しかしながらこの弦の良いところは、①音がこもってしまうという点において大幅に改善されているところでしょう。

ただし、ストラトキャスター等、シングルコイルのギターに張ってしまうと少し高音域がキンキンしすぎてしまうので、レスポール等ハムバッキングのギターに張るのがオススメです。

 

ELIXIR ( エリクサー ) / POLYWEB Light #12050

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これが最も音がこもってしまい、普通の弦と程遠い弦です。

弦をスライドさせるときの「きゅっ」って音が全然しません。

繊細なギター演奏の現場において、この「きゅっ」って音、邪魔なんです。

たまに好きって言ってくれる人もいますが、自らがコントロールできない音を出すというのはお客さま聞かせる音ではないのです。出すべき音ではないんですよね。

それにジャズギターでフラットワウンド弦を張ることが多いのですが、どうしてもチョーキングとかテクニックを使うべきところだと、ギターを持ち替えなければなりません。しかしこの弦を使えば通常のラウンドワウンド弦とフラットワンド弦のちょうど中間的な、またいいとこどりをしてくれるのです。

私が未だにこの弦を選んでしまうのはこれが理由です。

もう一つデメリットがあるのは、コーティングがボロボロにはがれてくるところですかね。でもそんなことになったらもう張り替えてっていうサインでもあります。

 

いかがでしたでしょうか?エリクサーの中から皆様の選ぶべき弦が見つかりましたか?

ちなみにエリクサー弦を作っているのはゴア社というメーカーです。

靴とかでたまに使われている「ゴアテックス」が有名ですね。ちなみに弦そのものは作っていないようです。また医療器具のコーティングもしてたりします。

弦のコーティングについてはこれ以上に素晴らしいメーカーはないでしょう。

他社の弦メーカーのコーティング弦なんて、素人がコーティングしたようなものでしょう。私は決してオススメしません。

使ったことはもちろんありますが、コーティング弦としては使い物になりませんでしたし、張って10分練習してすぐ捨てました。その程度ですよ。

 

まみむめもとき