まみむめもときのブログ

まみむめもときがギタリストにただ好きなものをオススメするだけのブログ

値段の高いギターはなぜ高いのか?

こんにちは!まみむめもときです。

これからお子さまがギターを始めたいということで、会社の同僚から相談を受けました。

「やっぱり値段の高いギターの方がいいかなぁ?でもなんであんな高いの?」

ご安心ください。

私がいろいろ弾いてきた中で高いギターがなぜ高いのかご紹介させていただきます。

この記事が少しでもギター選びの参考になれば幸いです。

では、行きましょう!

 

最初に

まず最初にお伝えしたいことは高いギター=音がいい ではありません。

安いギターでもいいものはいっぱいありますし、改造すればいい音になったりといろいろな要素で音が決まりますし、極端な話好みです。

私の使っているギターはメタルに特化したものが多く、バンドのメンバーのギタリストは絶対選ばないようなデザインだったり、操作性だったりします。

私はメンバーの使っているポールリードスミスの音が大好きですが、自分は演奏する上では決して選びません。(貧乏だから)

ここは好みで決まるのですが、初心者にはわかりづらいところですし、趣味趣向も上達する過程で変わってきたりしますから、とりあえず聞いた感じが好きか嫌いかで決めればいいと思います。

 

楽器の値段の決め手は?

これは楽器に限らず、世の中に出ているもの、車でもテレビでもなんでも関わってきますが、楽器に特化した部分で考えていきましょう。

  • 部品代
  • 材の希少性
  • 人件費

大きくこの3つなのではないでしょうか?

部品にかかる値段が大きく影響しますので、定価の安い楽器はなるべくたくさん仕入れられて、安いものを使ってそもそもの原価を下げるようにしています。

材の希少性は、ハカランダの指板が・・・とかワシントン条約が・・・とか化学的に合成された木材だから・・・とか聞いたことがあると思います。

入手しづらいとそもそも仕入れる原価が上がるので、定価を上げざるしかないですよね。

人件費は、ギターの装飾とか細かいところのバリ取り作業とかそういったところになります。工場で量産されるギターより一人の職人が作った楽器の方が高かったりするのは多くは人件費です。そして人件費には、そのお国柄もあるかもしれませんが、その職人が作業することによる価値が反映されてたりと、ひとえに同じ値段での換算はできませんよね。

 

高い楽器で音が悪いものもある?

正直「音が悪い」というものはないと思います。ただ、「この音は嫌い」と言えるのはあると思います。

そしてせっかく希少な木材を使って、ゴージャスな装飾を施して作りを良くしても、音がダメだったらそもそも市場に出回ることはないと思います。

それは楽器メーカーのこだわりもあると思いますから、ある程度一貫性をもって安い楽器と高い楽器で音の良さが段階別で変わってくるようにできている豊富な経験があっての神業なのかと思います。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?ここまで話してきて、音がいいか悪いかに影響する要素はあったでしょうか?ないですよね。

なので、私は初心者のギタリストには、予算の範囲内で好きな見た目のギターを選んでもらい、信頼できる店員さんやギターの先生に弾いてもらって好みの音がするかどうか聞いてみてください。

きっとときめくギターが見つかりますからね。

まみむめもとき