トゥルーバイパスとバッファードバイパスどっちがいい?
こんにちは!まみむめもときです。
相談をされました。
「エフェクターでトゥルーバイパスとバッファードバイパスどっちがいいんですか?」
あぁ・・・これすごく多い相談なんですけど、楽器屋さんが実は明確に答えてくれなかったり、時代によって言われることが違うので、本当にこの問題、嫌いなんですよね。
ご安心ください。
私がトゥルーバイパスとバッファードバイパスの違いをご説明させていただきます。
あまり電気的な説明はなしでいきますね。(できない)
では、行きましょう!
バッファードバイパスとは
簡単に言うとエフェクターをオン・オフしても音に影響を与える回路のことです。
なので、シールドが接続されているときは常に電池を消費されてしまいます。
私の中学生のころは、このバッファードバイパスは「悪」とされていました。
ひどい話、「B〇SSのエフェクターを何台も接続すると音ヤセがひどい」とか言われていました。そんなことないですよ。
実際のところ、エフェクターはオンにしてある状態ではすべてこのバッファードパイパスということになります。
トゥルーバイパスとは
エフェクターをオンにしているときは電気信号がバッファーを通過し、オフにしたときは、電気信号がバッファーを通過しないという構造のものです。
そのため、エフェクターをオフにした状態だと、通常のエレキギター(パッシブ)はハイインピーダンスのままになります。
オフにしたときのエフェクターのバッファーの影響を受けないため、接続にする音ヤセが防げるとよく言われました。これ嘘ですけどね。
どっちがいい?
トゥルーバイパスのエフェクターだけでボードを組んだ場合、すべてのエフェクターがオフになってしまった場合、ギターの信号がハイインピーダンスのままなので、ケーブルの長さや回路を通過する段階で劣化してしまいます。
そのためトゥルーバイパスのエフェクターをすべてオフにすると、音が大幅に劣化します。
バッファードバイパスの場合は、音が劣化するということではなく、バッファーの影響を受けてしまうため、その影響の音が嫌いな音だと劣化してしまうように感じますよね。私はクライベイビーのバッファーが苦手であえてトゥルーバイパスに改造したりしました。
ですので、今EP Boosterとかクリーンブースターをギターの直後に接続して、かけっぱなしにして信号をローインピーダンスに変更することが流行ってるんですよね。
最後に
いかがでしたでしょうか?どっちが一方的にいいといったことはありません。
ただ、上手いこと組み合わせて、必ずバッファーを介することで上手く使い分けるようにして下さいね。
ぜひご参考になれば幸いです。
まみむめもとき