まみむめもときのブログ

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【初心者】アコースティックギターの鳴らし方

こんにちは!まみむめもときです。

友人から質問をいただきました。

「アコギって弾けば弾くほどなるようになるんですか?」

よくおじさんとか言ってますよね。

「前のオーナーがプロだったからこのギターすごく鳴りがいいんだよ」とか

「ずっと弾き続けたから小ぶりなボディなのに大きい音がなる!」

ご安心ください・・・

と言いたいのですが、科学的な根拠を言えるわけではないんです。

完全に私の独断と偏見で回答をさせていただきます。

それでも私の実体験に基づくものですよ!

 

では、行きましょう!

 

サウンドハウスで見る

サウンドハウスで見る

(Takamineのギターはアコギの鳴りを意識した造りになってます。)

結論

半分正しいです。

これって「弾けば弾くほど」はあっているんですけど、

単純に弾けば弾くほど楽器そのものの鳴りが上がるわけではなく、

「正しく弾けば」鳴るようになるんです。

それを意識すれば正直3日程度弾けば抜群に鳴るようになりますよ。

 

弦の鳴りの確認方法

ローコード、ここでは「E」にしておきましょう。

これをじゃーん!とダウンストロークて一回弾いてみましょう。

鳴らした後にサウンドホール付近に耳を近づけましょう。

くれぐれも音がでかすぎないように注意してください。

ある程度音量が減衰していても鳴っている楽器は弦が振動して出している音とサウンドホールの奥底から鳴る音の2種類が聴こえてきます。

この2種類の音のバランスでサウンドホール側の音が大きくなればなるほどその楽器が鳴ってくれています。

 

NGな確認方法

これはボディやネックがビリビリするくらい振動を感じられる場合が危険です。

これを楽器の「鳴り」だと勘違いしている人が多いんです。

これは楽器の鳴りをボディやネックが寄ってたかって逃がしてくれています。

迷惑ですよね。

なので昨今の鳴りを意識したアコギメーカーは材質にこだわった合板をサイドとバックに採用していることがあるんですよね。

 

鳴る楽器への育て方

コードを決める

ここではピック弾きでかつコードストロークをメインで弾く方向けです。

フィンガーピッキングはもっと難しいです。最近はピックアップでなんとなか鳴ってしまうので、アコギをしっかり鳴らせないギタリストも非常に多いんですよね。

ローコードをメインで使い、もし苦手ならFとかBとかセーハするコードはなるべく避けてもいいでしょう。

準備する

まず決めたコードを押さえるようにしましょう。

そしてピックでアルペジオのように弦を1本ずつ鳴らしてみて、音がしっかり出たらOKです。

弾く

コードストロークします。アップもダウンも満遍なく弾きます。

ここで意識したいのはこの音をスローで再生してみたときに「じゃら~ん」と一本ずつバラバラな音にならないように、一回のストロークで1個の音が同時に鳴っているように弾きます。

そのとき当てるピックの角度と深さに気を付けてください。

角度は弦に対して平行になるようにあててください。そしてピックの深さは弦の抵抗に負けない程度まで浅くしてください。

それで弾き続けてください。徐々に鳴っている感覚が得られます。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?これは実はけっこう初心者の方には難しいかもしれません。

そのためしっかりと信頼できる先生にチェックしてもらったり、楽器の鳴りがわかっている人に見ていただくことをオススメいたします。

アコースティックギターは鳴りの感覚をつかめると、楽器そのものもより弾きやすくなります。

エレキギターはリードでよりサステインを維持することができるようになります。

楽器によって異なる「鳴っている感覚」をギタリストの皆様がつかめますように。

まみむめもとき