【初心者向け】ギターのスケールは何を選べばいい?
こんにちは。まみむめもときです。
バンドのメンバーから相談をいただきました。
「ベースのスケール、欲しいのは34インチなんだけど、35インチのスーパーロングスケールのほうがいい?」
確かにスケール(弦長)って悩みますよね。
今回いただいた相談はベースでしたが、ギターでも悩むことです。
ご安心ください。
この記事を読めばギターのスケールは何を選べばいいか、わかりますよ。
初めてのギターは見た目がかっこいいもの、大好きなものをいいという話をしましたが、2本目は単に見た目だけでなくて、今のギターよりもいいものを選びたいですよね。なので、スペックを結構重視することもある話しです。
ギターのスケールの選び方を紹介していこうと思います。
では、行きましょう!
スケールとは
本日紹介させていただくスケールとは、ドレミ~といった音階のスケールではなくて、駒からナットまでの弦の長さのことです。
楽器においてのスペックとして、スケールと言う言葉があるんですよね。
ギターのスケールの種類
いろいろな長さがありますけれども大きく2種類覚えればいいでしょう。それ以外はこの2種類のスケールを基準に短いか長いかの違い程度です。
レギュラースケール 25 1/2インチ 647.7mm
一般的にフェンダースケールなんて言われることがありますが、ストラトキャスターやテレキャスターといったフェンダーのギターに多く採用されているスケールです。
スケールが長くなると、フレットの幅も広くなります。そして弦のテンションもきつくなります。その代わり明るくパキッとした音も出しやすくなりますし、半音下げチューニング等、チューニングを変える人にはオススメです。
ミディアムスケール 24 3/4インチ 628.65mm
これはギブソンスケールと言われていることは聞いたことないですけど、ギブソンのギターに多く採用されているスケールです。
私は比較的手の大きい人なので、ミディアムスケールほどになると、フレット間も狭くなり、指をちょっとした広げただけで、ストレッチ系のフレーズも楽々に弾けます。
すこしテンションが緩くなるので、音程を下げるチューニングは度が過ぎるとべろんべろんになります。
2本目のギターの選び方
同じスケールのものを選ぶ
これが一番無難でオススメしたいところです。というのも、
フレットの幅の感覚をつかむことは非常に重要なんです。
ギタリストは左右の手を凝視して弾いてはいけません。ベーシストもですよ。
お箸とお茶碗を凝視してごはんを食べる人はいませんからね。
目から入ってくる情報よりも脳は先に動いていますので、手の感覚を先に鍛えておくことは重要なんです。そしてもし違うスケールを選んだ場合には、その感覚がをつかまずに目を頼りにギターを弾いてしまうことに陥る可能性もあります。
いつなんどきも万全の状態・感覚で楽器を弾きたい人には同じスケールをオススメします。
違うスケールのものを選ぶ
私は典型的にはこのタイプに属していました。というのも見た目と音でギターを選んでいたので、指の感覚を鍛えることなんて意識していなかったのですから。
しかもそもそも2本目のギターを買う頃にはコントラバスを始めたばかりでしたから、コントラバスの感覚をつかむので精一杯でした。
違うスケールのものを選んでおくと、同じスケールのギターを選ぶものと比較してデメリットはありますけど、いろんなギターを瞬時に弾けるようになるといったメリットはあります。いついかなる状況でもギターとピックさえあれば100%の力を発揮できる状態に持っていくようにしました。
神経質ではないギタリストにはいいかと思います。
最後に
もう少し難しい話もできますが、まずはこの程度のメリット・デメリットを理解しなくても好きなデザインで買ってもいいかもしれません。
次回のもう少し難しい話では、もう少し深堀してお話したいと思います。
指先の神経って非常に繊細なのってわかりますよね?
どれだけピカピカに磨いたガラスのテーブルを指で触ったときに髪の毛一本あったらすぐにわかりますよね。それだけ指の神経って繊細なんです。
なので、次回はその辺の話を中心に何かしら紹介させていただきますよ。
まみむめもとき