意外と意識してないギタリストのPDCAサイクルの回し方
こんにちは!まみむめもときです。
会社の後輩から相談を受けました。
「PDCAってどうやって回すんですか?」
(今買おうと思っています・・・)
正直ちゃんと習いませんよね。
もう日本のお家芸になってますから、当然の認識としているんでしょうね。
ご安心ください。
この記事を読めばPDCAの回し方、わかりますよ。
なんでこんな話をするのか?
ギターとは全く関係なさそうな話ですよね。でも紹介するのは楽器の演奏、技術の向上でも役立ちそうな知識だからです。PDCAという言葉を使わなくてもいいです。恥ずかしいでしょ?
今回の記事では、PDCAとか言われるものの知識を身に着けてほしいのではなく、考え方、頭の使い方として感覚をつかんでいただければ幸いです。
では、行きましょう!
PDCAとは?
Plan 計画
Do 実行
Check 確認
Act 修正
この略称ですよね。もうみんな知っての通りです。
PDCA(サイクル)を回すというのは、計画を立てて実行し、確認しながら軌道修正を繰り返して、仕事の成果につなげよう的なヤツですよね。
これだけを覚えてしまうのは問題があるんです。
本当のPDCAサイクルとは?
PDCAを回すという考え方は決して悪いものではありません。
でもなんでPDCAを回すかってちゃんと考えていますか?
普通の頭の良い人は考えます。私程度の知能でも考えます。ちゃんと回せていないで回した気になっている人は無理です。
「成果を出す」なんて漠然としたものではありません。「Goal 目標」を達成するためですよね?
Goalという名の軸を中心にPDCAサイクルを回すというのは、ただの転がっているタイヤみたいなもんです。ボウリング玉にしてみたら即効ガーターでしょう。
方向性もなにも決まるわけがありません。
これ、G-PDCAサイクルっていうのが正しい名称です。結構しっかりした人は、「G-PDCAサイクル回せよ」ってちゃんと言っています。
ギタリストのG-PDCAサイクルの回し方
まずは当たり前ですが、Goalの設定です。ここでは例えば「スウィープピッキングの習得」にしてみましょう。すべて私の今なんとなく考えたものです。
「お!これからプランを立てるんですね?」
いいえ、それでは50点です。
「スウィープピッキングの習得」をGoalにした場合、そのGoalに対して、どのような技術や知識を習得すればスウィープピッキングができるようになるか?
プロセスを分解していきます。その一つ一つをGoalに設定します。
その一つとしてGoalを「ピッキングをまっすぐ弦移動させるようにする」ことにしてみましょう。それに大して、PDCAをしていきます。
Plan:スケール練習の弦移動をすべてエコノミーピッキングにする。
Do:実行
Chack:ピックを握る強さが弱くピックがずれてしまう。
Act:ピックをもう少し強く持つ。
こんな感じに一言程度でコメントしていきながら進めるといいでしょう。
最後に
いかがでしたか?意外と意識していないこと、「Goal」の存在ですよね。
この「Goal」が明確になっていないとまずPlanすら立てられないことに気づくべきです。この考え方をできるだけでギターの上達のスピードも大きく変わりますし、もし私と同じようにサラリーマンでしたら、仕事でも役に立ちますよ。
でも、こんなこと無意識にできてしまっている人たちが集まっている、またこれを無意識に回せる仕組みになっているギターの教材があるんですよね。
もちろん、トータル・ギター・メソッドです。
まみむめもとき