【ピックの話】速弾きにはティアドロップとJAZZⅢどっちがいい?
こんにちは!まみむめもときです。
こんな相談を受けました。
「速弾きだけをやりたいけどピックは何がいい?」
これはまたピンポイントな相談ですね。
ご安心ください。
私が独断と偏見で応えます。
この記事を読めば「速弾きリードギターしかしない」ギタリストにオススメのピックがわかりますよ。
では、行きましょう!
ティアドロップ
最もエレキギタリストにとってはスタンダードですよね。
リードもリズムもバランスがいいです。
JAZZ Ⅲ
これも結構テクニカルなエレキギタリストにとってはスタンダードなピックです。
先端が鋭いのとサイズが小さいので、リズムギターはすこし扱いづらいものの、リードでは大活躍しそう。
結論
JAZZⅢです。
理由
サイズが小さく、扱いやすいから。
解説
サイズが小さいというのはどういうことなのか?考えてみます。
速弾きをするということは、弦の抵抗にピッキングが負けないようにする必要があります。ピックが深く入ってしまうと、ものすごく力を使ったピッキングが必要になり、中にはコントロールできないくらいに腕に力を入れて「痙攣」を使ってピッキングすることになります。
しかし、ピッキングを浅くすると弦の抵抗が低いため、ピッキングも軽い力でできます。そうなると力を入れずに早いフレーズも弾きやすくなります。
時を戻そう。
ピックのサイズが小さいということは、指の大きさによって異なるものの、ほとんどの方は指からはみ出るピックの先端の面積が小さくなりませんか?
そうなると必然てきに浅いピッキングをすることが容易になります。
なので、JAZZⅢのような小さくで先端のとがったピックがオススメなわけです。
最後に
最後にご理解いただきたいのは、「速弾きリードギターしかしない」ギタリスト向けに説明しているということです。
しかしながら、今回の解説にあるような理屈は、ギタリスト自身がコントロールするというより、ピックによるものということです。
そのため、大道芸のような速弾きリードギターができても、それは自らコントロールできているわけではないという可能性があるのを、ご理解ください。
ちなみに、私はピッキングのコントロールが全くできていないころ、JAZZⅢ信者でしたが、コントロールを意識し始めてから、あえてJAZZⅢを使って、同じピッキングの浅さをティアドロップで再現できるように練習に使ってなんとか軌道修正しました。
まみむめもとき