ギタリストにコンプレッサーは必要?
こんにちは!まみむめもときです。
こないだでた話があったんです。
「コンプレッサーって必要あるの?」
イコライザーに続いてよく私が受ける相談です。
コンプレッサーってなかなか耳が鍛えられないと変化がわかりづらかったりします。
特にBOSSのようなナチュラル系コンプレッサーなんかわかりづらいですよね。
子どものころはわかりませんでした。(今は大人なのでこの良さ、痛いほどわかりますよww)
その反対にダイナコンプみたいなパコパコ系はびっくりするくらい変化がわかりますよね。
子どものころお年玉でそっこー買いました。
MXR ( エムエックスアール ) / M102 Dynacomp
こんな感じでよくわからないですよね。
ご安心ください。
この記事を読めばコンプレッサーの必要性がわかりますよ。
あなたがどんな時にコンプレッサーを使えばいいかお困りごとをいろいろ書いていきますね。
では、行きましょう!
結論
時と場合によります。
当たり前ですよね。イコライザーのときと一緒ですよ。
必要になるとき、不要なときがやはりあるんです。
中にはクリーンブースターのように常にかけっぱなしの人もいれば、まったくもって使わない人もいます。
コンプレッサーってなに?
コンプレッションとはそもそも圧縮するという意味です。
お掃除道具とかでもたまにありますよね。
車の部品とかでもなんかありますよね。
音をギュッと圧縮するものです。一般的にちっちゃい音は大きく、大きい音は控えめに。一定に音の粒をそろえるものになります。
ではここからお困りごとをコンプレッサーで解決していきます。
単音とコードストロークが混ざったクリーンのカッティング
カッティングって難しいですよね。コントロールして一定のリズムでキープすることが求められる場面があります。
洋楽の曲なんてすごいですよね。常に一定のリズムで何分間も演奏を続けてるような曲もあります。
あ、でもこんな根性で弾き続けるようなのを楽にするわけでなくて、
単音とコードを組み合わせたカッティングになると、コードストロークに対して単音引きが圧倒的に小さい音になってバランスが悪くなることが多いんです。
そんなときにコンプレッサーを使えばバランスが整いますよ。
クリーンのアルペジオ
アルペジオを弾き続けると、低音と高音で音量差や、ひどいときはニュアンスが大きく偏ってしまうことがあります。
もちろんコンプレッサーを使うと便利です。
ただし細かなニュアンスが出づらくなってくるので些細なニュアンスにこだわりたい人にはオススメはしません。
ただしバランスを整えてニュアンスを一定にする場合に使うといいでしょう。
シーケンサーで演奏されたように一定のバランスになります。
ディストーションサウンドの超絶速弾き
ギターって普通に弾いてると低音が出やすくて高音って音の維持が難しいんです。
音楽的な考えができる人は低い音から高い音に行くにつれてクレッシェンドするようなニュアンスを出したい人もいますよね。
そんなときに薄くかけて高音の弱くなりやすい部分も持ち上げてしまえばびっくりするくらいしっかりとした音楽的なフレーズに早変わりです。
速弾きとタッピングの組み合わせ
速弾きでズクズク弾いたフレーズからタッピングのフレーズに一気に弾くときありますよね。
でも当たり前ですけど、ピッキングとタッピングではアタックの強さが違います。
腕で振り下ろすのと、指先で触れるのとでは強さがことなりますよね。
そんなときにコンプレッサーを使えばタッピングもしっかりしたサウンドを出すことができますよ。
最後に
いかがでしたでしょうか?歪んだサウンドにコンプレッサーって少し大げさな場合もありますけどね。
場合によってはノイズが持ち上がって使えないこともあります。
また、深く歪ませればニュアンスはぼやけますからコンプレッサーみたいな効果を出すこともありますからね。
必要に応じて、塩コショウ程度の味付けに使ってみるといいと思いますよ。
まみむめもとき