ギタリストに音楽理論は不要?
こんにちは!まみむめもときです。
音楽理論の勉強って難しいですよね。何書いているかよくわからなくなりますし、どういう意味なのか聞くのって難しいですよね。
私の後輩で「楽譜読むなんてロックじゃない!」とか「俺に音楽理論は不要!」とか言ってた人がいました。
でもある日、「音楽理論・・・教えてください・・・」と深刻な顔をして近づいてきました。
なぜ彼は急に音楽理論が必要になったのでしょうか?
ご安心ください。
この記事を読めば音楽理論が必要か?はたまた不要か?わかりますよ。
もう最初のでわかりますよね。
では、さっさと行きましょう!
結論
音楽理論は必要です。
音楽理論といってもレベルはまちまちです。
モード奏法とか、記譜法とかいろいろありますからね。
では、なぜ必要なのでしょうか?
理由
音楽理論はミュージシャンの共通言語だから。
音楽理論は絶対的なルールではありません。
理論に関係なく、私の亡くなった三味線の師匠は言葉でしか私に曲を伝えてきませんでした。
実際に三味線の譜面を起こすと何やらよくわからない数字になってますし、ギタリストにとってのTAB譜も数字で記載しているだけですからね。
エピソード
その後輩が音楽理論が必要だと思ったのは、大学生になってから何を血迷ったかオーケストラを始めたんです。(軽音楽部でも入っておけばそんな絶望を感じなくて済んだのに・・・。)
その後輩はそこそこギターならうまい人でした。
でもバイオリンを始めてみると、ト音記号って何?このおたまじゃくしの旗って何?なんで主旋律じゃないときにこの音量なの?とかいろいろ出てきたんですよね。
そして指導に来る先生が何言ってるかまったくわからない。といったこともあるようですよ。
(ちなみに私はこの経験者です。誰よりも絶望しました)
もちろんギターだけを個人で好き勝手に弾く場合はもうなんでもいいです。好き勝手弾いてください。
しかしながら、だれかと合わせる時点で音を用いて会話を成立していないといけませんよね。音楽理論はそういった意味で勉強が必要なんです。
しかし、すべての理論が必要かというとそういうわけではありません。
私自身高難度のジャズの理論はまだ勉強中ですし。
最低限必要な情報を押さえるだけでも見える世界が大きく変わります。
私が独断と偏見でまず選びますよ。
音符の読み方(ギタリストならト音記号、ベーシストならヘ音記号)
いきなりすらすら読んでいきなり弾き始めるレベルにならなくてもいいです。
まずは譜面の音が何なのか言えることです。
リズム
オタマジャクシについている旗ですよね。これがどの程度伸ばすものなのかは理解しておきましょう。
日本のTAB譜には、数字の上下に旗をわざわざ書いてくれてますから、それを見てどのようなリズムになるのか弾いて確認できればいいでしょう。
和音
コードのことです。ギタリストは自然とEって言われたらこの形、といったようにダイアグラムで覚えてしまうことが多いです。
ベーシストなんかCって出てきたらルートの「ド」の音だけ弾けばいいかなとか考えてくるんですよね。
コードの構成音がなんなのか覚えていきましょう。
また出てきたときになんの音か導き出せれば、ギターのコードブックがなくても抑え方は把握しやすくなります。
最後に
全然最後じゃないですけど、ギタリストにとって音楽理論は必要です。
音楽理論を勉強するのに必要な知識はその辺の理論書でも勉強できます。
しかし、いざ疑問に思ったときに信頼できる先生に聞くべきでしょう。
音楽の先生もクラシックまっしぐらの先生にジャズの高度な理論を聞いてもしょうがない場合もありますけどね。
トータル・ギター・メソッドならフェイスブックレッスンで些細なことも信頼と実績を積み重ねている先生が応えてくれますよ。
でも最低限、言葉としてこれは習得すべきです。
譜面もなんもわからないで、音楽理論書を読み進めても進みませんから。
まみむめもとき