【番外編】初心者コントラバス奏者にオススメする松脂ベスト3
こんにちは!まみむめもときです。
年の離れた後輩から相談をいただきました。
新年度の予算で松脂を買う予定なのですが、オススメはありますか?
ご安心ください。
私が独断と偏見で選びます。
その後輩は高校2年生で、基本的には松脂は自前で用意しなければいけないらしいんです。(まぁ消耗品なのでしょうがないですよね)
チューナーは拾ったりしますけど、コントラバスの松脂なんてあんま落ちてないですものね。
新入生や何から選べばいいかわからない後輩のために用意してあげたいんだそうです。
立派な先輩ですよね。私がいたときなんかそんなこと考えたことないです。
この記事を読めばとりあえずどの松脂から選べばいいかわかりますよ。
では、行きましょう!
ベスト3
私はぶっちぎりで1位なんですけど、正直初心者にはお勧めしません。
これ、見た目のわりにサラサラ系なんですよね。
わりとしっかり腕の重みを乗せないと滑って空回りしちゃうときがあるので、少しコントロールが難しいです。といっても私はベタベタ系のコントロールが苦手なだけなんですよね。
これ昔は金属の型?に入っていて、剥きながら使っていたんですけど、今はゴムのカバーになっていて管理もしやすいです。落としても割れないですし。
でも高いしサラサラ系だからベスト3です。
ベスト2
これでしょう。ベタベタ系松脂の金字塔ではないでしょうか?
ドロドロに溶けるのが前提になっているような松脂ですよね。夏場は冷蔵庫にしまっておかないとすぐ溶けてしまいます。
これベタベタするんで触れた感覚で簡単に音を出せるのも魅力的なんですよね。
でも夏場に溶けるので、私は好きじゃないです。大学卒業してすぐ捨てました。
ちなみに買って最初に入っている紙はすぐに捨てましょうね。
巻き込んで溶けたら大変なことになります。
ベスト1
もはやこれでしょう。これと同じところで作ってるカールソンがありますが、中身は一緒らしいです。私は違いなんてわかりませんでした。
見た目によるプラシーボ効果的なのがあるんでしょうかね?たまに繊細ぶったコントラバス奏者が「ニーマンよりカールソンだよね~」とか言ってきましたが、そんな奏者とは仲良くなれませんでしたね。
実際これもベタベタ系なんですけど、管理が非常に楽なんですよね。
よっぽど暑いところにさらさない限り溶けませんし、しっかり金属箔を向けばきっちり使えますし。
Amazonで見ましたら同じくらいの値段だったのでどっちでもいいです。
いかがでしたでしょうか?初心者にオススメって書きましたけど、よっぽどひねくれたこだわりの深いコントラバス奏者じゃない限りプロでも圧倒的に使ってることが多い3つではないでしょうか?
ぜひ信頼のおける先生に相談しながら決めればいいと思いますが、この3つ以外からは選ばないのが無難でしょう。
ちなみに私が尊敬するコントラバス奏者、ゲーリー・カーさんが使っているのはバイオリン用の松脂(ベルナーデル)ですけとあんまりオススメしません。
もし他のが気になったときは、そのときに気になった人が別のを買えばいいと思います。
私は完全に引退しましたが、これからコントラバスに挑戦する皆さまを応援しています。
まみむめもとき