エフェクターの電池はマンガン?アルカリ?
こんにちは!まみむめもときです。
元生徒から相談をされました。
「エフェクターの電池ってマンガンとアルカリどっちを選ぶできですか?」
悩みますよね。どっちのほうが音がいいとかいろいろ議論されているみたいですね。
ご安心ください。
私が独断と偏見で決めます。
この記事を読めばエフェクターの電池をどっちにすべきかわかりますよ。
では、行きましょう。
結論
とりあえずはマンガン電池にしておきましょう。
いろいろプレイスタイルによっても異なりますが、一番無難なところでマンガン電池にしておいた方がいいと考えています。
では、なんでマンガン電池がいいのか。というよりどういうときにどっちの電池がいいのか考えていきたいと思います。
毎日エフェクターを自宅で電池駆動で使うギタリスト
アルカリ電池がいいでしょう。何と言っても長持ちしますし、新品の9V電池って実際のところ+10パーセントくらい出力が高いんです。
これがエフェクターは電池のほうがいいと考える人がいる要因の一つではないでしょうか?ちなみに電源についてちゃんと考えられているパワーサプライはあえてちょっと上の出力にしているものもあるくらいです。
ライブで頻繁に演奏するギタリスト
本来の趣旨と異なりますが、パワーサプライを使ってください。
ライブという現場で機材トラブルで困っている様子をお客様に聞かせてはいけません。
プロでもアマチュアでもステージに上がった時点で演奏するという行為に社会的責任が発生します。
でももし、電池を使う場合には、マンガン電池をライブ前に新品のものに取り換えるようにしてください。下の理由もありますが、まずは安く済ませたいからです。
たまに電池がなくなってしまって音が出ないギタリストが泣く泣くアンプのみのサウンドでなんとかしてる様子を見てきましたが、非常にみっともないですし、もうそんなバンド見る価値もないと思い帰りました。(自分はあんなくだらないトラブルを起こさないようにと心に誓いました。)
自宅でたまにエフェクターを使ってギターを弾く方
マンガン電池一択でしょう。もちろんパワーサプライでもいいです。
これはどうしても伝えておきたい理由があるんです。安いからではありません。
テレビやエアコンのリモコンと一緒です。
アルカリ電池は長期間放置されると液漏れが発生するんです。
その漏れた液体がエフェクターの筐体を腐食させ、やがて死んでいくビンテージになれなかった中古エフェクターを数多く見てきました。
楽器屋さんでこんな素晴らしい名器がなんでこんな値段で?しかもジャンク?って思ったらほとんどこういった未然に防げたトラブルが原因でした。
そんな思いはしたくないですよね。
最後に
いかがでしたでしょうか?電池を何にすべきかわかりましたか?
ちなみに電池のほうが音がいい言われることがあるのは、決して音がいいというより、電気的影響を受けづらいんです。
電池を使えばAC電源からくる伝導ノイズと遮断できますし、パワーサプライの長いケーブルがアンテナになり、周辺のギターやアンプに放射ノイズの影響を与えることを防げます。そのため電池信者も多くいるわけです。
みなさんのギターライフがよりよくなりますように。
まみむめもとき