ギターにアームは必要?
こんにちは!まみむめもときです。
先日友人から相談されました。
「まみむめもときさんって昔アームめっちゃ使ってましたよね?あれそんなに便利ですか?」
結構生徒からもあった質問なんですけど、「アームっているの?」って結構言われるんですよね。
アームのメリット・デメリットって結構あると思うので、一旦アームの話をしてみたいと思います。
ご安心ください。
この記事を読めばアームの善し悪しがわかりますよ。
では、行きましょう!
結論
あってもいいけど、なくてもいいんです。
これがすべてだと思います。本来ギターにアームなんてなくていいと思っていますし、あったらあったで一つ表現の幅が広がるのでいいと思います。
そもそもアームとは
トレモロアームというブリッジについてるあれです。
ギターをぎゅいーーーんとかする音程を上げ下げが自由自在にできるあの棒です。
海外ではワーミーバーとか呼ばれています。わりと最近まで知りませんでした。
アームを下げることでアームダウンといってブリッジを傾けることで音程をものすごく低いところまで下げられるんですよね。逆がアームアップです。
また、上げ下げしてビブラートもかけられます。
アームのメリット
- 音程を下げるビブラートが可能
フレットのついているギターはビブラートをかけるのも常に上の音程にしか調整が効かないんです。しかしアームを使えば低い方向にビブラートが可能です。
- 肉声のような音程が出せる
音を出すときに事前に少し下げて置き、音を出した直後に戻すことで人の声のように滑らかな音の可変ができるんです。
- 音程をごまかせる
アドリブでたまにやらかすんです。アヴォイドノートをうっかり弾いてしまうことがあったんです。これはすこしせこいですけど、アヴォイドノートの半音高い音、低い音は使ってもとりあえず大丈夫な音なので、結構ごまかすときにフル活用していました。
アームのデメリット
- ロック式の場合、弦交換が大変
- 演奏するときに邪魔
- チョーキングの音程を合わせるのが難しい
- チューニングが安定しない
- 弦の種類を変えたときの調整が大変
- アームを動かしただけで音程が変わる
- 使う頻度そんなに高くない
悪口を言い出すと止まらないんですよね。
私がアームを好きな理由
私がアームが好きなのは、肉声に近いニュアンスが出せるためです。
これは結構絶妙なニュアンスで私が演奏する曲は結構マネするのがめんどくさいと言われます。
私がアームをやめた理由
やめたと言っても、一本だけアームをフル活用できるようにロック式のギターをキープしています。それはニュアンスを出せるためです。
でも今のバンドでアームを使う予定はないですから、アームのついているギターはアームを外して、完全にブリッジをベタ付けしました。チョーキングでも傾かないようにしました。これがなぜかというと・・・わかりますよね。
デメリットの方が多いからです。
私はなるべく演奏中はストレスフリーにしておきたい性格なのでやめました。
最後に
アームの善し悪し、ご理解いただけましたか?
でもこれを読んで決してアームを使わない理由に「まみむめもときが使わないから」なんて人はいないでしょうから、ぜひ自分の表現を追求する上で一つ持ってみるとまた幅が広がりますよ。
ぜひ個性的なアームさばきを見せてくださいね。
まみむめもとき