まみむめもときのブログ

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コントラバス奏者にオススメするピックアップ3選

こんにちは。まみむめもときです。

ちょっと最近コントラバスを弾く機会がありました。

楽器屋さんでデータ録りのお手伝いをした際に、いろんなピックアップで比較する機会をいただいたのでその時使ったピックアップから3つオススメできそうなのが見つかりました。急遽ねじ込みたいと思います。

 

ご安心ください。

 

買ったってすぐに使えるわけではありませんから、検討材料にどうぞ。

アコギのピックアップと同様、どうしても職人による加工が必要なものもあるんです。

 

では、行きましょう!

FISHMAN ( フィッシュマン ) / BP-100

サウンドハウスで見る

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まずはこれです。正直私のように買ってすぐに使いたい方にはオススメです。

コンタクトマイクといって、コンタクトピエゾともいわれますが、振動がとらえられる部分に張り付けて音を電気信号に変換するピックアップです。

音としてはすこし高音がキンキンしてしまうので、ピッチカートで弾くプレーヤーにはオススメしますが、開放弦をアルコ(弓)で弾く場合には少し音キンキンしすぎてしまいます。まぁイコライジングでなんとかできる程度ですけどね。

これ、実はかゆいところに手が届くいい製品でして、ちゃんとコンタクトマイクを張り付けたところにクリップで止められるんですよね。本当にいいつくりですよね。

 

SHADOW ( シャドウ ) / SH SB2

サウンドハウスで見る

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次にこれです。少しノイジーだった印象ですが比較的柔らかい音がして、かつ手軽に取り付けができそうでよかったです。アコギにも使えますよ。

ただしクリップがなかった?のでアルコで弾く場合には、松脂の粉が付着してしまうことがデメリットでしょうか?そうなるとどうしても張り付けた部分がはがれやすくなりますので、その時お会いした方は、事務に使うような黒いクリップの銀色の部分を取り外してつけてました。壊れないか心配ですけどね。

割と音が好印象でバランスもよかったのでお勧めです。

 

FISHMAN ( フィッシュマン ) /PRO-FCL-002

サウンドハウスで見る

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最後にこれです。どうしても無加工で付けられないのがデメリットですが、これが音の衣装が良かったです。

駒の足の部分を切って間に挟むことで、通常のアジャスターのように使えます。

どうしても指弾きでジャズのように演奏するスタイルの人がアルコをやろうとすると、弦高が低すぎてビビッてしまったり、アルコの奏者が指弾きで演奏するときには、弦高高すぎて速いパッセージが弾きにくいなんてことはよくあります。

本来は奏者に合わせたセッティングをするのが理想ですが、なかなか頻繁に調整に出すのも大変かと思います。

音としては、少し硬めで、キンキンしている印象ですが、弦の振動が余計なビビり音を発生させてない非常に素直な音がでる印象でした。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?コントラバスのピックアップ選びはまずこれらから試すといいと思います。しかし、気を付けていただきたいのは、これらのパッシブ(電気を使わない)ピックアップではどうしても出力不足で、これ単体では全く音になりません。

ライブハウス等で演奏に使うときには、D.I.をつなぐことがオススメです。

ちなみに私の師匠に以下のD.I.を使っていただいたとき、信じられないくらいかっこいいサウンド、バランスの取れたサウンドが得られていましたので、ぜひこちらも合わせて購入するのがいいと思います。

L.R.Baggs ( エルアールバックス ) / Para Acoustic D.I.

サウンドハウスで見る

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アコースティック楽器は外付けのピックアップを付けるとどうしてもハウリングしやすいですがこれでばっちりです。

ギタリストも未来あるコントラバス奏者も応援しています。

まみむめもとき