まみむめもときのブログ

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【マルチエフェクター】ZOOM G1FOURのアンプモデリングをレビューしてみた

こんにちは!まみむめもときです。

先日元生徒から相談を受けました。

「アンプシミュレーターを買いたいけど、お金がないからマルチエフェクターでやり過ごしたい!」

なるほど。賢い選択だと思います。

KemperとかAxe-FXとかHelixとかでっかいの買うと高くつきますからね。

もちろん高くていろいろ入っているので、安く済ませたいですよね。

ご安心ください。

私の大好きな株価が急上昇したZOOMさんのG1FOURに入っているアンプモデルをレビューさせていただきますよ。

実際のところ使えるものだらけですし、スタジオ入っても最悪アンプなしでミキサーに突っ込んでも使えるのがいいんですよね。

 

では、行きましょう!

 

ZOOM ( ズーム ) / G1 FOUR

ZOOM ( ズーム ) / G1 FOUR

MS 800(★★★☆☆)←好きレベル

Marshall JCM800 2203のモデリングですね。

スタジオでも定番のアンプなのではないでしょうか?

ガバナーに近いような感じの歪みですね。リードよりもクランチで弾くのが比較的得意なモデリングになっています。

 

MS 1959(★★★★☆)

Marshall 1959のモデリングですね。

私はこのタイプのモデリングのコンパクトエフェクターが大好きでついつい買ってしまいます。

実際のところSUPER LEADと言いつつ、私はこのモデリングについてはクランチが素晴らしくニュアンスを出しやすい印象です。

もちろんGAINを振り切ればリードも余裕ですけど、リズムギターを弾く際のバイト感がいい感じです!

 

FD TWNR(★★☆☆☆)

Fender Twin Reverb 65年モデルですね。

これは単純にすごくチューブ系クリーンアンプの特徴をとらえています。

チューブアンプのクリーンってどことなく歪みがかった音がするんですよね。

でも少しそのわずかな歪みの解像度が低いと感じてしまい和真理使わないです。

 

FD B-MAN(★★★☆☆)

FenderのBassmanのモデリングです。

これはクリーントーンがとても素直です。使いやすいですが、逆に少し個性が少ないかな?っていう感じがします。

 

FD DLXR(★★★☆☆)

Fender Deluxe Reverb('65) のモデリングですよね。

これのほうが「FD TWNR」より使いやすいです。

でも実際この○○リバーブとかつくモデルのリバーブを目的に使うべきなのかもしれませんね。

 

UK 30A(★★★★☆)

おそらくなんですけど、VOXのAC30のモデリングでしょうか?

VOXってイギリス感出してますけど日本のブランドなんですよね・・・

でもこんな名器のサウンドが割と本物に近しいサウンドで得られるのでいいですね。再現性高い少し荒々しいクリーンサウンドです。

 

BG MK1(★★★☆☆)

メサ・ブギーのマークⅠのモデリングですね。

さすがはメサ・ブギーのモデリング。歪みは太くて中音域のコシが独特です。

独特ですけどみんな使いやすいです。

でもメサ・ブギーのマークシリーズは私はクリーントーンが大好きなんですよね・・・

 

XtasyBlue(★★★★★)

私の大好きなボグナーのブルーチャンネルです。

これ本当に大好きです。

クランチ~歪みであればこれ一択と言っていいくらい好きです。

荒々し過ぎず、綺麗すぎず、いいところを突いてますね。

個人的にこの音があれば、本家のコンパクトエフェクターは不要だと思います。

 

HW 100(★★☆☆☆)

私の大好きなギタリスト、西川進さんが前に使っていたので聞いたことがありますが、結構ハイファイなサウンドです。

わりと現代のポップスに近しいような音がしますが、ハイがキンキンしすぎて少しEQを入れて調整しないと私は素のままでは使えませんでした・・・

 

Recti ORG(★★★★☆)

メサ・ブギーの代表的なレクチのオレンジチャンネル(ディストーション)のモデリングです。

これはもういかにもなサウンドです。

極端な広域のカットがとても印象的で再現度高いです。

ただし少しピッキングニュアンスがつけづらいです。

 

ORG120(★★★★☆)

オレンジのアンプですよね。もうパンキッシュな荒々しさが半端ないです。

このオレンジ独特な激歪みはもう特徴がガンガン出ていますね。

ついついミッシェルガンエレファントなんか演奏したくなってしまう音です。

 

DZ DRV(★☆☆☆☆)

DiezelのHerbertのモデリングです。

でもこれ激歪みって感じだけで、結構本物と程遠いです。

ノイズフロアも高すぎて少し悪意を感じました。

これならば、HerbertPEDALが出てるのでこっちを使った方がいいです。

 

MATCH30(★★☆☆☆)

マッチレスのDC-30のモデリングですね。

これは歪んでなくても荒々しいクリーンサウンドで少し落ち着きがたりないです。ただガラスのようなギラギラした感じな印象で、私のようにいぶし銀サウンド?が大好きな人間としてはすこし使いづらいです。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?やはりアンプシミュレーターの機能はメーカーによって特徴が色濃くでますよね。

私のレビューをうのみにせずにぜひ買って試してみてくださいね。

ただこれはアンプモデリングのみのレビューなので、後で得意なところを伸ばし、苦手なところは補正してあげられるのもマルチエフェクターの魅力ですよね。

ぜひサウンドメイキングを楽しんでくださいね。

あ、ちなみに嫌いなアンプを見分けるコツを伝授しましょう。

クリーンか歪みでイコライザーをすべて12時(フラット)にした音が嫌いならばもう候補から捨ててしまいましょう。

まみむめもとき